タイヤの空気圧

田浦です

車のメンテナンスで忘れがちなのはタイヤ

古いタイヤはゴムが固くなり、本来の性能を発揮できません

制動距離が長くなり、カーブも曲がりにくくなります

また、溝が浅くなるまで使い込んだタイヤは、雨の日にすべりやすく非常に危険です

 

また常にチェックしてもらいたいのは空気圧

タイヤの空気は時間と共にゆっくり抜けていきますタイヤ空気圧

これはゴムの特性で、ゴムの分子構造より空気の中にある窒素や酸素などの分子が小さいので

自然に漏れ出てしまうからだそうです

空気圧が低下したタイヤは安全運転ができません

タイヤ本体がしなりすぎるため、曲がりが大きくなります

つまり曲がらなくなる

また、停止距離も長くなります

更に、タイヤの接地面が歪み、抵抗が大きくなるため燃費も悪くなります。

時々(一般的には月1回程度)空気圧を確認しましょう。

ただ、空気圧計は持っている方が少ないので、ガソリンスタンドなどでチェックするとよいでしょう

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学校の空気圧計

セルフのスタンドでも、貸し出し用の空気圧計付きの空気入れが置いてありますので、

店員さんに使い方を聞いて自分でしてみるのもよいですよ

空気圧は車ごとに違い、運転席のドアにシールが貼ってありそこに書いてあります

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教習車の空気圧のシール

タイヤメーカーは指定の空気圧が最良と言いますが、これは毎日チェックできる人用だと思います

月1回のチェックであれば1割増し(例えば230kpaであれば250kpa)ぐらい

但し横着して高めすぎるのはいけません

接地面が膨らみすぎ、変摩耗、制動距離が延びる、雨の日に滑りやすいなど危険になります

何事もほどほどに